カテゴリー:
クラシック(Classic)楽器編成:
難易度:中級
弦楽三重奏(Violin.Viola.Cello)
作曲者:モーツァルト
曲紹介ピアノ協奏曲21番 第2楽章/W.A. モーツアルト
Konzert fur Klavier Nr.21 Andante C-dur K467(W.A. Mozart)
モーツァルトの協奏曲の約半数におよぶ21曲がピアノ協奏曲であるのは、ピアノという楽器が、作曲者自身の最も得意な楽器だったからに違いない。その他の楽器への協奏曲の作曲が、必ず名手と言われる独奏者を身近に置いての作業であったことを考えると、それらが数において格段に少なくなっているのは当たり前のことかもしれない。ピアノ協奏曲でさえ、演奏者が自分以外の場合には、それぞれの演奏者のタイプに応じた作曲がなされている。たとえばアマチュア・ピアニストであれば、それなりに独奏のパートが易しく書かれており、オーケストラも小編成になっている。ここにこそ、この演奏大家=作曲家の特徴があり、宿命があった。