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映画音楽(Movie)楽器編成:
難易度:中級
弦楽四重奏(Violin x2.Viola.Cello)
作曲者:ニーノ・ロータ/Nino Rota
曲紹介イタリア映画『道』(みち、現代:La Strada)は、1954年のフェデリコ・フェリーニ監督作品で、1956年のアカデミー外国語映画賞を受賞した。
サーカスの芸人の世界に憧れるフェリーニが、大道芸人のわぴしい浮草生活を描いた名作中の名作。
この曲はその主題曲で、どこか寂しげな美しいメロディが特長。
映画中で、主役のジェルソミーナがよくラッパで吹いていた曲だった。
1957年には日本語歌詞が付き、第8回NHK紅白歌合戦で中原美紗緒が歌っている(曲名は『ジェルソミーナ』として)。
2010年のバンクーバー冬季オリンピックでフィギュアスケート男子シングルの高橋大輔選手がこの曲を採用し、同種目日本人選手初のメダリスト(銅メダル)になった。
ジェルソミーナ(Gelsomina)は主役(ジュリエッタ・マシーナ)の名前であると同時に、イタリア語でジャスミンの意。(花の名前、純粋さの象徴)
この映画でも、そのようなキャラクターに描かれている。