カテゴリー:
ワールド(World)楽器編成:
難易度:上級
フルート四重奏&ピアノ(Violin x2.Viola.Cello)
作曲者:
曲紹介美人歌手の西田佐知子(現関口宏夫人)さんの昭和36年(1961年)のヒット曲ですが、元はJose Manzo(Josse M.Perroni Perroni/ホセ・マンソ・ペローニ)の作詞・作曲のMoliendo cafe(モリエンド・カフェ又はモリエンダ・カフェ 珈琲豆を挽きながら)というラテンの名曲です。ベネズエラのホセ・マンソ作のこの曲はアルパ(インデアン、ハープ)奏者ウーゴブランコの演奏で世界的に大ヒットした。 トロピカルタッチの演奏ものが好まれるが、哀愁の歌詞を聴かせる唄も捨てがたい。
「午後の光が落ちる頃 あの悲しげなひびき 古い挽き臼の愛の唄 夜の眠りの中で 愛の悩みを悲しみを疲れも知らず 一晩中コーヒーをひきながら」 こんな唄にさえ奴隷・・・コーヒー園での過酷な労働・・・かなわぬ愛への苦悶といったラテンアメリカにありがちなものが見え隠れしているのを見逃してはならないと思う。